アテネ・フランセ文化センター

世界の中の日本映画―フランスの視点から
ポストメジャースタジオ時代の日本映画
Films en miroir. 40 ans de cinéma japonais

2022年6月11日(土)―6月17日(金)(6日間/日曜休映)

会場:アテネ・フランセ文化センター

日仏会館フランス日本研究所が発行する雑誌「Ebis」の4月号は「ポストメジャースタジオ時代の日本映画」をテーマに、フランスの気鋭の研究者たちが1980年から2020年までの日本映画をテーマに論考を執筆している。本特集は、そこで言及されたテーマを、作品上映・トークセッションを通して更に深化発展させる試みである。

6月11日(土)

14:00『江戸川乱歩の陰獣』(117分/35mm)
16:30『カナリア』(132分/35mm)
19:00 オープニングトーク「ポストメジャースタジオ時代の日本映画を考える」
塩田明彦(映画監督)、マチュー・カペル(映画研究者)、坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任)

6月13日(月)

16:15『パンク侍、斬られて候』(131分/DCP)
19:00『愛について、東京』(113分/35mm)※上映前にマチュー・カペル氏による作品解説があります。

6月14日(火)

14:45『ラブホテル』(88分/35mm)
16:45『パンク侍、斬られて候』(131分/DCP)
19:00 トーク「動画配信サービスは日本の映画製作にどのような影響を及ぼすか?」
横田ラファエル(映画研究者)

6月15日(水)

15:00『愛について、東京』(113分/35mm)
17:30『ラブホテル』(88分/35mm)
19:00 トーク「日活ロマンポルノにおけるプロデューサーの役割と軌跡」
ディミトリ・イアンニ(映画研究者)

6月16日(木)

14:30『炎と女』(102分/35mm)
16:45『鏡の女たち』(129分/35mm)
19:00 トーク「歴史・記憶・女性像」
木下千花(映画研究者)、マチュー・カペル(映画研究者)、坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任)

6月17日(金)

13:30『皇帝のいない八月』(140分/35mm)
16:00 トーク「多中心的世界におけるプロパガンダ活動としての『自衛隊協力映画』」
ファビアン・カルパントラ(映画研究者)
18:00『典座―TENZO』(60分/DCP)
19:10 クロージング・トーク「2020年以降の日本映画の展望」
富田克也(映画監督)、相澤虎之助(脚本家・映画監督)、マチュー・カペル(映画研究者)、ファビアン・カルパントラ(映画研究者)、坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任)

*先着順/各回入替制
*トークは本特集のチケットをお持ちの方はご入場になれます。

【お知らせ】
新型コロナウィルスの感染状況により、開映時間の変更や席数の制限をさせていただく可能性があります。
ご来場前にウェブページでご確認いただくか、お問合せ下さいますようお願い申し上げます。

料金

1回券:
一般=1200円
学生/シニア=1000円
アテネ・フランセ文化センター会員/アンスティチュ・フランセ会員/映画美学校生=800円

2回券:
一般/シニア/学生=1600円

全作品(9作品)鑑賞券:
一般/シニア/学生=5000円

※チケットは1回目上映開始の20分前から、当日上映分を販売します。

会場

アテネ・フランセ文化センター
東京都千代田区神田駿河台2-11
アテネ・フランセ4F
03-3291-4339